端日記 時々 猫

韓国嫁と黒猫との日常です。

彼氏が「イケメンではない」女子なら共感できること。

ニュースアプリのコラムコーナーを適当を流し読みしていると、【彼氏が「イケメンではない」女子なら共感できること】という記事が目にとまった。

 

・友人に写真を見せたら「…優しそうだね」と外見をスルーされる。

・彼氏の写真が無い振りをする。

・一緒にお洒落なカフェに行きたくない。

 

など、彼氏が「イケメンではない」女子には共感できる(らしい)ことが書かれており、最後は「次回も、彼氏がイケメンじゃないあるあるをご紹介していきます!」で明るくしめられている。

 

どういうこと!?

 

「イケメンではない」男性として一言モノ申したい気持ちもあるが、それは一旦置いておいて、彼氏が「イケメンではない」女子達はどういう気持ちでこれ読んでんの?これって、「イケメン彼氏持ち女子」と「イケメンじゃない彼氏持ち女子」の分断を生んでない?

 

「イケメン彼氏持ち女子」がこれ読んだら、「わかる~友達の彼氏不細工だからコメント困ったわ~wwwウケるwww」ってなるだろ。でもそうじゃない女子は「わかる~うちの彼氏不細工だからコメントスルーされるわwwwウケるwww」ってならんだろ。なるの?なった後にその二人はお互いの彼氏の話で盛り上がんの?分断深まるだろ。彼氏イケメンの方がそれとなくマウントとってモヤるのが世の常だ。

 

そんでやっぱり我慢できずに、イケメンじゃない既婚者の立場から言わせてもらう。非イケメン男性はパートナーがいるというだけで自信がつく。周りがとやかく言おうと、認めてくれる誰かがいるいうことは心の支えなのだ。なので、仮に「ウチ彼氏不細工ウケるwww」という女性がいても、彼氏にはその”あるある”を伝えないでほしい。多分、立場を逆転すると、「美人じゃない彼女」も同じことを思うのではないかと。

 

 

追伸

ここまで書いといて、アレだが、女性向けの記事に男性の僕がいきなり突っかかってアレコレ言うのも少し違うかな。これくらいのことでウジウジいうと世の中の記事が面白くなくなるのかも。もしかすると男性週刊誌でも「彼女がブスあるある」とか週間連載しているかもな。もしあったら、このご時世だからやめた方がいいと思うけど。

You tubeを始めて3週間。頭沸きそう。

前々回の雑記で報告した通り、一攫千金を夢見て夫婦でYou tube を始めた。

(記事は恥ずかしくなって消した。)

 

チャンネルを作り3週間。僕は思った。

 

「もしかして我々は、壮大な黒歴史を創っているのではないか…?」

 

 

初め、何Tubeが儲かるか話し合い、飼っている黒猫を主役に猫チャンネルを作ることにした。猫の日常の撮りため、手料理を作ってあげたり、おちゃめな字幕を書いたりした。そんなこと金儲けという目的が無ければ絶対にやらなかったはずだ。

 

3つ動画を上げた後、我々は気付いた。

 

うちの猫、かわいくねえな。

飼い主目線ではかわいいよ。でも、You tubeの猫たちは他人から見てもめちゃめちゃかわいい。かわいくない猫でも、愛嬌があったり、特技があったりする。

 

これはダメだ。作戦会議して路線変更しよう。

 

ということで、手元にあるカードを確認してみた。

 

・日韓夫婦

・東京住まい(本当は川崎)

 

以上。

 

そうだ。韓国のお洒落女子をターゲットに、東京(本当は川崎)のオシャンティな生活を発信しよう。

 

ということで、「Tokyo Fubu Vlog」というチャンネルで今日までに2本動画を作った。Tokyoなのに1本目は何故か江の島である。2本目は浅草。お洒落女子が浅草行くか?

 

 

ここ1週間、慣れない動画編集で脳みそが疲れている。加えて、四六時中、再生回数を気にして動画のことばかり考えている。本業の方も全然集中できなくなった。英語の勉強もおろそかになっている。

 

確か、2年前にはてなブログを始めた頃も「はてなスター」やアクセス数を確認しまくる依存状態になったが、今回はもっと酷い。なんだかイライラしたり、いつも眠かったり、情緒も不安定だ。

 

これは、やばい兆候だ。頭沸いてきている。

 

ということで、自分にルールを設けた。

 

・動画撮影は週一回。

スマホから再生回数を確認できないよう、アプリを消す。

・趣味と割り切り楽しむ。

 

 

まだ始めたばかりの分際でなんやかんや言ったが、You tubeが「すごいサービス」ってことは間違いない。自分の撮った動画が国を越えて、数えきれないほどの人に見られる。こんだけ盛り上がっているんだから、興味を持ったならチャンスと挑戦してみてもいいかもしれない。(全部今更感が凄いのは承知しています。)

 

因みに、我々は登録者数20名以下、再生数200いかない、ド底辺Vlogerです。

とりあえず、再生数はあまり気にせず、動画10個アップが目標です。

 


도쿄 한일부부 브이로그 日韓夫婦 Tokyo Vlog | 에노시마 나들이. 생선구이 맛집 요리도코로. 카페 bills 팬케이크. 바다구경. 문어센베. 동물친구들.

 


도쿄 한일부부 브이로그 日韓夫婦 Tokyo Vlog | 아사쿠사, 쿠라마에 데이트 | 수제초콜릿 DANDELION CHOCOLATE. 스타벅스 카미나리몬점. 도쿄 스카이트리 구경

 

追伸

久しぶりにブログを書いたが、好きだな。文字おこし。

自分にとっての”よりどころ”なんだと思う。

 

以上

心温まる男性器とWikipediaの話。

今回は少々お下劣な話なので、不快に思われる方は「そっ閉じ」を推奨します。

 

早朝6時。僕は英会話のPodcastを聞きながら河原を散歩していた。番組では毎回、芸能ゴシップから学術的な論文まで様々な記事が紹介される。DJの女性は日本語、男性は英語で会話するので、英語が達者でなくても言っていることが理解できる。今日も彼らのトークで楽しく勉強できた。

 

今回紹介された記事は中々ハートウォーミングな話で、世の中捨てたもんじゃないと思えた。

 

なんでも、アメリカのセレブが誤って自分の男性器が映った写真をSNSに投稿してしまい大騒ぎになったそうな。しかし、ファンたちが「#セレブの名前 チ〇コ」に可愛い犬等の害のない写真を付けて拡散した。そのおかげで、彼の男性器が検索されても、関係ない写真が表示されるようになったとさ。めでたし、めでたし。

 

すごく心が温まる。

 

「ち〇こだー!拡散しろ!」ではなく、「ち〇こだ。隠してあげよう。」となったのだ。インターネットユーザーの民度は確実に向上している。数年後には安心して自分の男性器を投稿できる日が来るはずだ。違うか。

 

とにかく、そういう話だった。

 

そこから、リベンジポルノの問題や真面目な話題に触れ、話はWikipediaの男性器問題に逸れていった。

 

Wikipediaで男性器を検索すると、男性器とは…という生物学的な説明が挿絵とともに表示される。そしてページを下にスクロールすると男性器の写真がモザイク無しで出てくる。通常時と戦闘時の両方の状態がだ。

 

性器というのは生殖に必要で、同時に排泄機能も担う大事な部位だ。神様が「ウケるかなwww」と思い付けたわけではない。非常に真面目な代物なのだ。しかし、我々人間はそれを見ると「ウケるwww」となってしまう罪深き生き物だ。

 

神よ!せめてウケない形状にしたまえ!

 

とにかく、罪深き人々は気づいてしまったのだ。

 

Wikipediaの男性器記事にはウケる写真が載せられている。ウケる。

Wikipediaはアカウントを作成することで自由に執筆できる。

③…!? アカウントを作成すれば、男性器写真を自分のそれに書き換えれる!

 

ということで、ブツをブツで更新する無限地獄が始まってしまったのだ。案の定、見かねた運営にロックされてしまったらしいが、現在載っている写真を見るに、最後の投稿者は白人の青年のようだ。トゥルントゥルン。

 

僕としてもウケたのだが、Podcastの女性がその男性器の方を「Lucky guy」といってたのがさらにウケた。

 

性器一つで心がほっこりするもんだ。

もしかすると神は、心の安寧を性器に託したのかもしれない。

 

そう思う木曜の朝だった。

 

以上

寿司とピザと餃子の話。

カリフォルニアロールなんて寿司じゃねえ!」

 

なんていう人は令和の世には居ないだろう。いるのかしら。

 

南の島で、ネタに脂が乗っていないの寿司(オードブル)を「The 寿司」と思い込み育った。大人になった今でもスシローでサーモンばかり食べてるので、僕にとっては「カリフォルニアロール?寿司じゃん。」である。でも、昔ながらの寿司職人さんには受け入れがたいものがあるかもしれない。

 

実はちゃんとしたカリフォルニアロールを食べたこと無い。シャリと海苔を逆にしたり、アボカド巻いたり、マヨネーズかけたり。「寿司とは」という固定観念が無いからこそ進化したんだろうな。見た目も華やかだし、美味しそうだと思う。

 

さて、何でいきなり寿司の話をしたかというと、ピザの話がしたいからだ。(?)

 

 

英会話のポッドキャストアメリカ人がピザの話をよくする。

彼ら曰く、「日本のピザはピザじゃねぇ!」ということらしい。

 

なぜ?ピザじゃん。

 

彼らに言わせると、ピザの上にコーンやシーフードや照り焼きチキンが乗って、マヨネーズやらカレーソースやらをぶちまけるのは邪道らしい。「ピザっつーのはよ!トマトソース!チーズ!ペパロニだ!トッピングだと?ペパロニ2倍!」「あと、生地の耳丸めてチーズ突っ込むな。サイドメニューにフライドポテトを付けるな。」とのこと。

 

(お前らさ、イタリア人の前でも同じこと言えんの?)と思わないことも無いが、今はピザの話をしているので、ピッツァの話は置いておく。

 

その話を聞いたとき、六本木にある外国人に大人気のピザ屋のことを思い出した。鬱休職からの復帰祝いとして、会社の先輩数人に連れてきてもらったのだ。店内は客も店員もほぼ外国人で英語しか聞こえてこない。本場アメリカの味が食べられるとあって、僕らの期待値はマックスだった。

 

何ピザを選んだかは忘れたが、出てきたピザは巨大で、いかにもアメリカという感じが食欲をそそった。そいつを口いっぱいに頬張り、咀嚼し、ビールで胃に流し込んだ。味蕾から脳に伝達された情報は「塩。油。以上。」だった。とにかく、味がシンプル。

 

(あれ、そんな美味しくない…?)

 

しかし、僕ら以外の客はそれを美味しそうに食べ、「Hahaha!」と盛り上がっている。僕はといえば、二口食べても、三口食べても、さして美味しくない。タバスコかけても、ビール飲んでも、全然美味しくない。亀の忍者はこんなピザばかり食べて何故あんなに元気なのか。

 

やっぱりピザーラが世界一じゃん。

 

そう思って店を後にした、ある夏の出来事だった。

 

 

あれから6年がたち、元号も変わった令和の今知ってしまった。僕がいつも食べてるピザは(当たり前と言えば当たり前だが)ジャパンナイズされたピザだ。ピザ版カリフォルニアロールだったんだ。生粋のアメリカ人ピザ職人は「てやんでぃ!NY前ピザってのはよ、チーズにペパロニでぃ!」そう思っているに違いない。

 

それと同時に、「日本のピザのが美味いわ」と思っていたことを反省した。単に日本人の味覚に合わせただけで、他の国のピザより美味しいというわけではないのだ。アメリカンに「カリフォルニアロールの方が美味いわ」って言われたら「べらんめい!」ってなるしね。江戸っ子でもないのに。

 

まぁ、「寿司」と「Sushi」、「ピザ」と「Pizza」。日系アメリカン、あるいはアメリカ系日本人ということで理解を深めよう。

 

 

 

話は変わるが、「餃子の町、浜松市が奪還」というニュースを見た。

おめでとうと思う一方、中国人の心情を思い図った。

 

宇都宮や浜松の餃子屋の店主が「宇都宮(または浜松)と言えば餃子!」と言うインタビューを毎年見るが、多分、餃子と言えば中国のとある町なのだ。決してケチをつけたいわけではない。でも、想像してみる。もし中国のある町で寿司の消費量が多く、中国人の店主は「うちの町の名物は寿司ヨ!」と言い、町中に寿司のモニュメントがあったら。多分、複雑な気持ちだと思う。

 

我々日本人はいろんな諸外国の料理をジャパンナイズして「ラーメンミュージアム」とか「カレー甲子園」とブチ上がってしまっているが、中国人もインド人もよく文句言わないなと思った。もしかすると怒っているかもしれないな。こわいな。

 

 

あれこれ言ったが、本心は。

 

(日本人の舌だから。日本で食った方が美味しい。ごめんなさい。)

 

 

追伸

バンクーバー日本食屋の多くは中国人がやってた。ラーメンは「日本の中華料理」として知られてたりする。日本のカレーがインド進出した。マクドナルドの企画で日本のビーフバーガーとして「かるびマック」を出品して韓国人バチ切れした。雪見大福がアメリカで色とりどりにされて日本人は泣いた。

 

時代は、混沌としている。

 

以上

マッチングアプリに興味がある。

独身の友人がマッチングアプリなるものでデートしまくっている。

 

話を聞くと、アプリにプロフィールを登録し、異性(あるいは同姓?)とマッチしてデートして楽しむんだとか。

 

僕は既婚者なのでそれを使う機会はない。しかし、そんな便利なツールに興味が無いわけではない。もし、今独身で交際相手を探していたとしたら、それを利用しないわけがない。

 

 

そう思い、妻に聞いてみた。

 

僕「マッチングアプリなるものが盛り上がってるらしいね。もし、今独身だったら、使ってみたいと思う?」

 

妻「うん。使ってみたい。」

 

僕「ね。興味あるよね。俺も使ってみたい。」

 

妻「は!?妙なことを考えるなよ?」

 

 

もちろん妙なことは考えていないが、一応いろいろ調べてみると、そんな簡単に出会えるものではないようだ。ちゃんと出会えることもある。しかし、一部のモテ男に女性が集まって(逆も然り)、もてない人たちは課金するだけの養分になるという仕組みが出来上がっているとかいないとか。

 

なるほど。その構図は別にアプリじゃなくてリアルでも同じだな。

 

 

英語の勉強のためにポッドキャストを聴いている。マッチングアプリの回があったので興味津々で聴いていると、海外はもっといろんな種類があるということだ。例えば、「同じ宗教専用」「特定の人種と出会いたい人用」「同じ思想を持っている人用」などなど細分化されているとのこと。多人種多文化って感じ。

 

そんな感じで、テクノロジーの発展によって、恋愛も効率化されているようだ。

 

 

Netflixにブラックミラーという近未来SFを題材にした海外版「世にも奇妙な物語」的なドラマシリーズがある。その中の一つにマッチングアプリを題材にした作品があるのだが、それがとても面白かった。そう遠くない将来、アプリはここまで進化するかもしれないと思った。

 

 

ネタばれありで搔い摘む。

 

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高い壁に囲まれた町がある。

 

そこに住む人々はタブレット端末を持っており、それに搭載されたAIによって決められた相手と一定期間恋人となり、一緒に生活する。期間は相手によって異なり、半日~数年とかなり差がある。恋人期間が終了すると次のパートナーを指定され、また共同生活が始まる。

 

ある日、ある男女がペアに指定された。二人は互いに好感を持ち、惹かれあったが、恋人期間がたった12時間だったので、関係を深めることが出来ず別れた。

 

その後二人は別々のパートナーを指定され、共同生活をする。ということを何度も繰り返すことになるが、お互いのことが忘れられずに過ごしていた。

 

なんやかんやあって、その男女はパートナーとして再び出会うことになった。しかし、またなんやかんやあって、恋人期間が終わった。

 

ある日、二人はAIにそれぞれ別の生涯のパートナーが決まったと告げられる。二人ともまだお互いのことが忘れられないので、最後に会うことにした。

 

最後の会食の場で、二人はこの世界が作られたものであると話す。そして、一緒に壁の向こう側へ逃げることにした。梯子を上り、向こう側を目指す途中、世界がいきなり黒のデジタル画面に変わる。彼らはデータとしてコンピュータに吸い上げられていった。

 

実は、彼らは現実のマッチングアプリのユーザーのデジタルクローンで、相性を確認するためデジタルの町でシミュレーションさせられていたのだった。

 

何体ものクローンで何度も検証した結果、彼らのマッチ度は98%。現実世界の二人が検証結果を基に初めて出会うところで終わり。

 

うろ覚えなので、間違っていたらすいません。

 

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デジタルのクローンには人権が無いからこんな検証ができるのだと思うが、本物からコピーされた人格はある。シミュレーションのためだけに恋愛させられ、悩み苦しみ、最後はデータを取って消される。可哀想すぎる。

 

 

マッチングアプリの話がブラックミラーの話になってしまった。

 

ともあれ、既婚者は興味はあれど試すなかれということでした。

 

 

追伸

ブラックミラーは数年後にはマジでこうなっているかもしれないと思わされる話が多い。SNSで相互に評価される世界の話があった。その評価によって社会的信用を計り、公共施設の利用や住居などが決定され、社会活動が制限されるため人々はいつも品行方正に振る舞い、互いに「いいね」を送りあう。

 

ありえないと思うけど、絶対にありえないとは言えないと思ったりする。

 

以上

夫婦喧嘩と親知らず。

親知らずを抜いた。

 

下の左右に”親知らズ”が生えていた。そいつらは90度という凶悪な角度で僕のお可愛い奥歯に濃厚接触し、「いつでもやってやんぞ?」とナイフをペロペロするのだった。歯医者に行く度に「あ~左下の親知らず、奥歯との接触部分がポケットになってますね。虫歯になりやすいので抜いたほうがいいですね。」と10年ほど前から言われてたし、そろそろクソ生意気な親知らズに天誅を下すべく、いい加減抜くことにした。左だけ。

 

正直、全然怖くなかった。(全然怖くなかった。)

 

昔から歯医者は好きだった。白で統一された雰囲気とか薬品っぽい臭いが好きだ。口の中を見られたり、歯を削られたりするのも苦痛ではない。加えて、会社の近くの歯医者さん(女医さん)は対応が丁寧でとても感じが良い。麻酔の効きを確かめるために唇をプルプル触っていると、「もうすぐ効くと思います。感じますか?」と真面目な顔で唇をつまみ、患者をドキドキさせるくらい感じが良いのだ。誤解しないでほしいが、僕がキモいだけで、決していかがわしい店ではない。

 

とにかく、「親知らずを抜く」という大義名分のもとに午後半休を取得し、感じの良い歯医者の戸を叩く僕だったのだ。

 

午後イチの予約だったので、すぐに診察台に通されて抜歯の準備に入った。麻酔を打ち、10分ほど雑談したり、唇をつままれたり、ヤパヤパしているうちに口の左半分がマヒしてろれつが回らなくなった。「ほえあぁ、おえあいひあす。」と木下ゆうか風に挨拶をし、施術が始まった。

 

先生は僕の口の中に回転ノコギリやドリルのようなものを突っ込み、テキパキと親知らずを破壊し始めた。麻酔バッチリで全然痛くないが、音がおそろしい。あぁ、これ、治療じゃないわ。工事だわ。

 

穴開けたり、切ったり、引っ張ったりすること30分ほど。中々頑固な奴だったらしく、流石の女医先生も少し苦戦したようだ。無事工事が成功した後、歯茎を縫って、止血して終わり。厳しい試合だったが、後勝利者インタビューでは「手ごわい相手でしたが、まぁ、私の敵ではありませんでした。(意約)」と不敵にほほ笑む女医であった。

 

抜いた親知らずを見せてくれた。医者的な人は何故、手術で取り除いた部分を見せたがるのか。多分、成果物を見せたいし、患者も見たがるからなのだと思う。双方の利害が一致したWin-Winってやつか。僕はそんなもの別に、見たい。(うわぁ。なんか血とか肉の繊維みたいの付いてて気色悪い。)そう思いながらも見てしまうのが愚かしい人間の性だ。

 

「持って帰りますか?」

 

「捨ててください」と言いかけ、持って帰ることにした。

 

嫁に、見せたい。

 

 

嫁とは一週間の夫婦喧嘩を経て関係修復中だが、まだ会話が無く、家はお通夜状態だ。この親知らずを会話の糸口にして、仲直りを完遂したい。

 

帰宅後、嫁に「渡したいものがあるんだ」とポリ袋に入った歯を渡した。嫁は「そんな気持ち悪いもの持って帰ってこないでよ!!」と怒った後、「ちょっと見せて」と観察し始めた。気持ち悪い物は見たくなる、嫁もまた愚かな人間なのだ。

 

かくして、僕の親知らずは無事抜けたのだった。右側は様子を見ることにするが、少しでも痛もうものならすぐに引っこ抜いて嫁に見せようと思う。

 

終劇

 

追伸

今回紹介したのは「キモい物はキモいが見たくなる」という人間の習性を利用した高度な仲直り方法だ。抜いた歯を見せるというのは間違いなく変態行為なので、付き合い始めたばかりのカップルにはお勧めできない。

「妻のトリセツ」を必修科目にしろ。

絶賛夫婦喧嘩中。

 

7:3で僕が悪い。認めよう。

「3」というのは嫁ではなくコロナだ。

なので、僕:嫁でいうと10:0で僕が悪いことになってしまう。

 

これまで何度も危機的状況を乗り越えてきたので、経験上「まぁ、真摯に謝ればなんとかなる。」と多少は心の余裕をも持って挑んでいる。しかし、精神的ストレスが半端ないのは事実。お互い顔を合わせない家庭内別居状態が一週間ほど続くので、僕の場合その影響は胃痛と食欲減退として現れる。おかげさまで無事1キロの減量に成功した。

 

そろそろ仲直りしないとヤバいと思ったので、嫁の言い分を聞いて平謝りしたところだ。女の武器は涙とはよく言ったもので、女性に泣きながら責められると男性としてはもう謝ることしかできない。「私が怒っているから謝るのならやめて」と言われても「はいそうですか」とやめるわけにはいかない。それによって状況が悪化することなんて猿にでもわかる。ただひたすらにオロオロする。それが正しい謝罪の姿勢ってもんだ。

 

嫁の怒りは完全には、というか全然治まっていないが、何とか修復の合意を得ることが出来た。しばらく気まずい日々が続くことが予想されるが、それもしょうがない。自分の責任だ。しばらく媚びへつらい生活しよう。それが正しい姿勢だ。そうだろう。

 

 

前置きはこの辺にして本題に移りたいと思う。

 

僕は夫婦喧嘩のたびにBOOK OFFに足を運び夫婦関連の古本を漁る。今回も一冊「妻のトリセツ」を購入した。この本を読めばすべて解決なんてことは思ってないので、鼻ほじりながらパラパラと飛ばし読みしてたら、とても参考になることが書いてあった。

 

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喧嘩するたびに嫁から言われる言葉の解説があった。

なにこれスゴイ。めっちゃ参考になる。

 

これまでの僕は「あっち行って」や「一人にして」と言われると、その通りにする紳士な男だった。だって泣きながらそう言われるとそうするしかないじゃん。結果、仲直りまで1ヶ月とか掛かり、ストレスからヤケ酒して警察沙汰になったこともある(暴力事件、わいせつ事件、窃盗などではない)。しかし、これさえあれば関係修復の時間が大幅に短縮されるに違いない。

 

日本政府はさ、本当に婚姻率・出生率を上げたいなら、結婚する男にこの本配布しろ。勿論嫁には内緒でだ。


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しかし、感心すると同時に疑問も湧いてくる。

 

(これって本当か??)

 

恋愛指南本がほとんど当てにならないのと同じように、この本も「著者はこう思う」というのを”さもありなん”に書いているだけではないのか?大体、女性全員が当てはまるわけではないだろう。

 

もし「一人にして!(マジで、一人にして!)」って言ってるのに、(あっ!進研ゼミで出たところだ!この状況で一人にしたら絶対許されない!)って教科書通りに対応したら取り返しのつかないことになる。かといって一人にしたらもう絶対に許されないかもしれない。でももし教科書のとおりなら一人にするとヤバい。でも・・・(以下、一生ループ)。

 

罠じゃん。

 

もし、女性の読者様がおられましたら教えてください。(嫁には聞けない)

 

この本、信用していいの?

 

 

追伸

こんな本見つかると何言われるかわからないので、絶対に見つからないところに隠してある。中学生がエロ本隠しているところだ。絶対に見つかるまい。(そうおもって油断していると、リビングの机にシレっと置かれてたりする。)

 

以上