恥日記 時々 猫

日々頑張るための雑記

キリンはキリンでも、好きなキリンは?

岩合光昭の世界ネコ歩き」を観ていた。

 

白い砂浜に刺さった杭には看板が打ち付けられており、赤や黄色の鮮やかな色でドリンクメニューが描かれている。その下でたそがれる白猫一匹。そこが何処かは分からないが、なんだか南米の風を感じた。

 

ドリンクメニューにはいろんなフレーバーの「ダイキリ」が書かれていた。Googleによるとラムベースのショートカクテルとのことなので、ここはやはり南米だろう。かつて酒を嗜んでいた時に飲んだことがあっただろうか。記憶が無いと言うことは、飲んだことがないか、飲み過ぎたかのどちらかだろう。

 

 

ダイキリには恥ずかしい思い出がある。

 

学生の頃にバイトしていたレストランバーは厨房とは別にバーカウンターがあるちょっと洒落た店で、きつめのバーテンのお姉さんがいつもシェイカーを振っていた。田舎の高校を出たばかりの僕は酒なんてビールと泡盛しか知らなかったので、客が洒落たカクテルを注文しても「バギムーチョ」や「イオナズン」などの攻撃系呪文を唱えているようにしか聞こえなかった。

 

ある日、成金風の男性とエロめのお姉様が店にやってきて、成金風はビール、エロお姉様は件の「ダイキリ」を頼んだ。笑顔で承った僕だが、勿論「ダイキリ」が何たるかは1ミリも理解していなかった。

 

大麒麟…だと…?)

 

察するに、彼女はどうも召喚獣を呼び出そうとしているようだった。

 

バーテンの姉さんに「大麒麟お願いします!」と伝えると、姉さんはクールにシェイカーを振り、カクテルグラスにそれを注いだ。カッコよくて痺れた。

 

僕も見習ってクールにテーブルまでお届けした。

 

大麒麟になります。」

 

召喚師は満足そうに微笑んだ。

 

後で先輩が「ダイキリ」だと教えてくれたが、もう少し早く教えて欲しかった。

なんだよ大麒麟って。

 

キリンはキリンでも、好きなキリンはキリンジです。


エイリアンズ  キリンジ

 

以上

 

 

梅雨は冴えないに決まってるさ。

梅雨時期は頭も体も 冴えない。

 

何か日記を書きたいなと思うけど、なかなか思い浮かばない。

面白いことが無いかと今日も夜な夜な散歩に出かけるのだが、そこにはただ武蔵小杉の摩天楼があるだけだった。

 

ああ湘南新宿ラインよ、僕をどこまでも連れて行ってくれないか。

 

f:id:sayafuya:20200701215442j:image

 

こういう団地ってのは哀愁があって良い。

f:id:sayafuya:20200701215648j:image

 

夢を見た。

 

特にストーリーは無いのだが、白地に薄黄色のまだら 模様の蛇が川沿いでヌラヌラと光っている画だけが頭に残った。嫁に話すと「宝くじを買え!」と言われたので取り合えず幸運の女神くじを四千円分購入した。

 

白い蛇ってのは弁財天さんの使いで、幸運やら金運をもたらすというのは韓国でも同じみの話らしい。Googleによると蛇の色は白も良し、黄も良し。これは、とてつもない大金が手に入るかもしれない。高望みはいけない。そこそこ、そこそこでいいのです。蛇様、弁財天様。

 

高尾山でも蛇に会った。たのんまっせ。

 

f:id:sayafuya:20200701222227j:image

 

梅雨の話に戻るが、低気圧のせいで体はだるいし、日照時間が短いせいか気分が鬱々したりイライラしたりと調子がよくない。因果関係があるかはわからないが、最近イライラ発散のために肉や辛い物やスパイスの効いたものばかりが食べたくなる。ついでに甘いのも。ここのとこ昼飯は四川料理やらエスニックやら韓国料理ばっか食べてる。俺は、いったい何国人なのだ。家でもパクチーばかり食べてるし。食のグローバル化か。

 

四川からの刺客、刀削麺。小麦粉の塊なので食後血糖値爆上睡魔襲我慢不可爆睡。

f:id:sayafuya:20200701223408j:image

 

 明日は何を食べようかな。

辛くて酸っぱいものが食べたい。

やはりタイ料理か。

 

以上

ビルの谷間からはみ出た森。

定期的に来る嫁のサムギョプサルモッゴシッポ(豚食べたい)発作に対処するため新大久保に行った。川崎にも美味しいお店はあるのだが、新大久保のとあるお店が韓国人にも評判らしい。それに新大久保の方が韓国感があるので、帰省できない悲しみをごまかすことができる。

 

確かに美味しいが、肉が少ない気がした。嫁採点は10点満点中7点。

f:id:sayafuya:20200621202547j:image

 

ゴジラはその日も元気に新宿の街を見下ろしていた。

コンビニで買ったコーヒーを片手に、このままブラブラと新宿御苑まで歩く。

f:id:sayafuya:20200621202558j:image

 

道中、ビルの間に鳥居と森を発見した。フォトジェニックだな。

新海誠的な世界に続いてそうなので探検してみることにした。

f:id:sayafuya:20200621202428j:image

 

 

 花園神社っていうのか。ラガーマンがお参りに来そうな名前だ。凄くいい。

f:id:sayafuya:20200621202443j:image

 

 「〇月×日にここで乱闘事件がありました。目撃者がいましたら~」の張り紙があった。こんな神聖な場所で喧嘩すなよ。

f:id:sayafuya:20200621202506j:image

 

小道を抜けると開けた場所に社があった。

新宿の中に突如あらわれる日本的風景には外国人環境客もきっと満足だろう。

f:id:sayafuya:20200621202514j:image

 

 東京にきて6年目だが、街を歩くとハッと驚くスポットがまだまだある。

梅雨が明けたらいろいろ散歩しよう。熱中症に気を付けて。

 

以上

深夜徘徊の亀。

深夜徘徊が趣味になった。

実は夜が弱く徘徊の時間帯は言うほど深夜でもないが、深夜徘徊という四字熟語的響きが好きなのでそういうことにしている。僕の住んでいる地区は川崎といっても全然ディープな川崎ではないので貧弱な男が一人で歩いていても安心だ。そもそも川崎ってそんなに治安悪いのかな。確かに競馬場と風俗街と怖い人たちの事務所があり、おまけにホームレスは多いけど、住めば都だと思う。

 

線路下をくぐる。くぐった先にはトルコ人ケバブ屋台がある。ケバブは美味しい。

f:id:sayafuya:20200616135804j:image

 

全然都会じゃないので歩いてても面白いことなんて無い。ずっと道路だもんね。

f:id:sayafuya:20200616135817j:image

 

歩道橋は良い。育った島には歩道橋が無かった。

f:id:sayafuya:20200616135903j:image

 

たまに野生の夏野菜が現れたりする。豚バラ肉と一緒に炒めてやろうか。

f:id:sayafuya:20200616135840j:image

 

亀も現れる。

f:id:sayafuya:20200616135918j:image

 

割とデカい。

持ち帰りの許可を嫁に申請したが承認は得られなかった。亀は臭いから嫌なんだと。嫁ってのは亀が実はそんなに臭くないことを知らないのだろうか?亀は本当はとてもきれい好きな動物で、体に寄生虫や汚れが付かないようにいつも気を付けているし、太陽が出る日には甲羅を乾かし雑菌の繁殖を防ぐ。さらに、体内の悪い細菌を殺す作用がある藻を好んで食べるという研究結果もあるそうだ。

(やれやれ)と思い亀を手に持ってみると青臭いようなカビ臭いような生臭いような悪臭が鼻を突いた。

そう言えば、亀がきれい好きなんて聞いたこと無いし、亀の生態なんて知らないし、亀の研究なんて読んだことも無かった。そこにある一つの事実は「亀は臭い」ということだ。

 

おそらくそこの学校から逃げてきたのだろう。気持ち悪いダンゴムシも一役買ってる。

f:id:sayafuya:20200616135931j:image

 

いくら臭いからと言って、車道に飛び出てひかれてしまってはかわいそうだ。学校に戻してあげたいが不法侵入は良くないので、すぐ側にある公園の木の下に避難させた。早朝には子供たちが駆け回っているので、きっと亀を見つけて戻してくれるだろう。

f:id:sayafuya:20200616135957j:image

 

きっと亀も梅雨でテンションが上がったんだろうな。学校抜け出して深夜徘徊もしたくなるよな。亀からしてみれば「人間が出てきた。二足歩行とかウケる。ダンゴムシもキモさに一役買ってる。」といったところだろうか。お互い安全第一で徘徊しよう。

 

以上

サンドイッチの外見と中身。

コロナ渦で社員食堂が営業中止しているため、出社日の昼ごはんは「まいばすけっと」の飯で済ましている。その日はカップヌードルBIGとサンドウィッチにしてみた。イオン系列の小型スーパー「まいばすけっと」はコンビニよりもお手頃価格なので日頃からお世話になっているのだが、弁当や総菜類はコンビニに比べて気合が足りていないように感じる。サンドウィッチもコンビニに比べなんだか中身が薄い。その分安いんだけどね。

f:id:sayafuya:20200613140724j:image

 

カップの蓋を開け、サンドウィッチのビニールを取り、「さあ昼食」と食べる前にあることに気が付いた。二等辺三角形の長角の部分が薄っぺらすぎる。総菜のサンドイッチやおにぎりってのは中身が見えないので消費者側に確認の術など無いが、そのへんは販売者との信頼関係で成り立っているのだと勝手に思っている。なので中身の確認はその信頼を打ち壊す覚悟で挑まなければいけない。販売者と消費者間の信頼ってのは夫婦間のそれと同じで回復するのに時間がかかる。僕は嫁を怒らせて一か月半ほど喋ってもらえなかったことがあるが、その時は泣きながら謝って何とか許してもらった。何が言いたいかというと僕にもよくわからない。とにかく覚悟しろよまいばすけっと

 

おらっ。

f:id:sayafuya:20200613140735j:image

 

これは酷過ぎる。

もう一枚めくると、レタス2.5㎠ほど。

f:id:sayafuya:20200613141014j:image

もう全部めくることにした。

これは…許容範囲か。

f:id:sayafuya:20200613141130j:image

 

やっぱりひどいと思う。
f:id:sayafuya:20200613141006j:image

安いんだけどさ。安いんだけれども、なんだか寂しいじゃん。勝手に期待した俺が馬鹿なのかな。でも見えるところだけ取り繕うようなマネはよくないと思うぞ。人間外見が90%だが、中身も大切だ。

 

偉そうに説教を垂れたところだが、限られた材料費で見えるところだけでも綺麗に取り繕い購買意欲を促すのは企業努力なのかもしれない。自分はどうだ?見える部分すら綺麗にしていないのではないか。はみ出た鼻毛とか、バサバサの眉毛とか、青々しい髭とか。どうなんだ。

 

僕はサンドイッチを食べ終え、カップヌードルを啜った。カップヌードルは偉い。味も量も裏切られた事など無く、デザインも洗練されてて無駄がない。正に信頼と実績の日清食品、企業努力だな。僕は未熟者なので、中身も外見も完璧なカップヌードルにはなれそうにないが、とりあえず見えるとこだけでも整えなければならないだろう。

 

今日も脱線しまくってよく分からんくなったが、つまり何を言いたいかというと、やっぱりよく分からない。

 

以上

土曜日のタイカレー。

[2008~2009年版 地球の歩き方 タイ]

メルカリで見つけて思わず買ってしまった。300円なり。

 

2009年春、僕と友人のH氏は何かやらかしたかった。大して良いことの無かった大学生活の最後に「あの頃は友達と馬鹿やったんだ」と言えるような何かをやらかしてみたかったのだ。やらかすと言っても大学4年の最終学期だ、大体の同級生が必要な単位を取り終えていたので一緒に馬鹿するような奴は学校にいない。というより学校で浮いていた二人なので、もともと一緒に馬鹿するような友達などいなかった。悩んだ僕らは多くの大学生がそうするように卒業旅行に行ってみることにした。我々は貧乏だったし、当時、沢木耕太郎の「深夜特急」の影響でバックパッカーに憧れていたので、バックパッカーの聖地カオサンストリートのあるタイに行くことにした。

 

初めてのタイは全てが新鮮で、全てが衝撃で、全てが鮮やかだった。なんやかんや色々あって最高の卒業旅行だったし、そこそこ「やらかす」ことが出来たのではないかと思っている。旅を終えて福岡空港に着いた時、H氏が旅のお供の「地球の歩き方」を貰って良いかと聞いてきた。その時はその汚れたガイドブックなんて持って帰っても捨てるだけだと思ったので、何も考えずに彼にあげた。

 

その後社会人になり、旅行に行く度に地球の歩き方を買って、落書きして汚して、持って帰ってきて本棚に飾る趣味がをできた。2009年度版のタイも並べたいと思っていたので、これを購入してページをめくった時は思わずニヤニヤとしてしまった。当時二人でメモ書きしたページは勿論この本ではキレイなままなので少し寂しく思ったりもする。

f:id:sayafuya:20200606213405j:image

 

10年越しにタイ旅行の余韻に浸って日々を過ごしているのだが、今日「肉のハナマサ」で買い物をしているとグリーンカレーペーストを見つけてしまった。最近カレーが食べたい欲求が凄まじい。先週もインドカレー食べたが、「今週はタイカレーを食べなさい」というカレーの神様の啓示なのかもしれない。今日はタイに想いをはせながらカレーを作るとするか。

f:id:sayafuya:20200606213424j:image

 

ということで夕食はタイカレーに決まった。ネットでレシピを見るとナスやらタケノコやら鶏肉やら書いてあったが、うちにはうちの事情がある。冷蔵庫の中で死臭を放ちつつある野菜たちを救済して徳を積みたいんだ。あと、エビ食べたい。ナンプラーと使いかけの鶏ガラスープの素ラスト一本が奇跡的に冷蔵庫に眠ってて良かった。

 

余談だが、エビの下処理をしている時に久方ぶりに心の平穏を取り戻した気がする。何も考えずに皮をむき、背中を切り開き、濁った背ワタをピューと取り除くと何だか僕の心の背ワタもピューと取り除かれた気がした。もしも病んでいる読者がいたら是非明日はエビ料理を作ってほしい。

f:id:sayafuya:20200606213443j:image

 

まずは残り物の野菜たちとエビを炒める。ネギに玉ねぎに紫玉ねぎとネギ類の比重が大きい気がするが依怙贔屓しているわけではない。僕は小学生の頃贔屓する教師が嫌いだったが、大人になり世の中知ると人間ってのは大人になっても好き嫌いがあり、小学生の僕には贔屓されるような可愛げが無かったんだなと反省した。でも贔屓されない人間の気持ちも考えないといけないので、ちゃんとパプリカとトマトでバランス(?)を取った。塩コショウを少々振って下味をつける。火が通ったら取り分けておく。

 

f:id:sayafuya:20200606213500j:image

 

カレーペースト50gを炒める。香りが立つまで炒め続けるとのことだが、なにぶん初めてなものでどれくらい香りが立てばよいのかわからない。とりあえず3分程炒めた。ペーストだけでずいぶんと美味しそうな香りがする。

f:id:sayafuya:20200606213512j:image

 

そこに先ほどの野菜と水100cc、鶏がらスープの素小さじ1、ナンプラー大さじ1を入れ、しばし煮込む。ネットのレシピにはレモングラスやらライムの葉っぱやら書いてあったが、そんなものが一般家庭にあるはずがない。速水もこみちの料理チャンネルとかでも謎の野菜やらハーブやら香辛料やらを普通の顔して使い、ありえない高さからオリーブオイルを振りかけるが、もしかして僕の家庭が異常なのだろうか。

f:id:sayafuya:20200606213521j:image

 

ココナッツオイル200㏄を入れ、5分程煮込んだら完成。あと200㏄残っているんだけど何に使えばいいのだろう…。とりあえず凍らせておけば永久に新鮮なので冷凍庫に放り込んでおいた。また半年後くらいにタイカレーを作ろう。

 

かなりいい匂いがしてきた。

f:id:sayafuya:20200606213527j:image

 

完成。

食器に統一感がなかったり、ふちが欠けてたりするのは大目に見てほしい。貧乏性なもので食器は完全に割れるまで中々捨てられない。盛り付けのセンスはアレだが、味は間違いなくタイカレーだ。美味い。ココナッツオイルとカレーペーストさえあれば何時でも何処でもタイカレーが食えるんだな。次はちゃんと鶏肉で作ってみようと思う。

f:id:sayafuya:20200606213530j:image

 

前回はインドカレー、今回はタイカレー、次回は何カレーにしようか。すべてはカレー神の導くままなのだが、そろそろさっぱりしたものも食べたいな。熱くなってきたのでつるんと韓国冷麺にしようかしら。しかし豊かな時代だな、世界中のものがお家で食べれる。故郷を想って沖縄料理も食べなくては。

 

以上

 

 

猫のこと。

猫が気持ちよさそうに寝ていたので、寄り添って頬ずりして差し上げた。猫は目をぱちくりしてあくびを一発かます。小さなお口の奥から死臭のフレグランス、それは信頼の証。その口に人差し指を突っ込むと猫はフガフガとした顔でフガフガした。

 

f:id:sayafuya:20200604193127j:image

 

うちの猫は僕が動物番組を見ているとテレビの前にちょこんと座り画面をジッと観察する。人間が映るときは大して興味を示さないが、動物、とくにネコ科は気になるようだ。昔、「猫は人間のことをただの大きな猫と思っている。この大きな猫はとろくて獲物も取れないやつだ。そう思っている。」と聞いたことがある。その当時は猫を飼っていなかったので(へ~、猫っちゅうのはそう思ってんのか。)と納得したが、猫を飼ってみて、その根拠がよくわからない説は嘘っぱちじゃないかと思った。なぜなら、うちの猫野郎は人間が遊びに来ると初めはよそよそしいく観察するが、そのうちに近づいてきて頬を足にこすりつける。そうやって人間を喜ばせといて、抱きかかえられた時に顔面に強烈なワンツーをかます。客人の顔面がスパッと切れて血を見たこともあるので、うちに遊びに来る人には十分に注意するように言っている。

 

一方、猫が遊びに来ると一目散にベッドの下や部屋の隅っこに隠れ、毛を逆立て「フーッ!」とか「シャー!」とか言って威嚇する。それが小さい子猫でもだ。客が帰った後は「なんでアイツをつれてきた!?」と訴える。夜遅くまでだ。これがまた非常にウザい。初めて保護猫センターで見た時も他の猫とは慣れあわず、なんだか浮いた感じの変な猫だった。センターのお姉さんも「この子はできれば一匹で飼ってあげてくださいね」と念押しするほどの臆病な猫見知りだった。こいつのせいで新たな猫が飼えない。

 

昨日、「こいつも本当は一匹で寂しいはずだ」と思い、Google Homeにお願いして遊んでもらうことにした。

 

OK Google、犬の真似をして」

「これが犬です。ワンワン!」

 

猫は目を丸くしてキョロキョロした。瞳孔の開いた目でGoogle Homeを見つめる。臆病猫はビビっていた。

 

OK Google、猫の真似をして」

「これが猫です、ニャ~ン!」

 

猫はキッと僕を見ると「破ァーッ!!!」と言って顔面に強烈な猫パンチを放った。顔面を打たれたことが無かったので、それはとてもショックだった。顔は無事だったが心には引っ掻き傷が残った。お前、俺がいなければ今頃も保護猫センターの売れ残りで他の猫に馴染めずに暗い青春を送っていただろうに、そんな恩人のご尊顔に爪を立てるとは無礼千万。僕はしつけのためにこれからもGoogle先生にいろんな動物のモノマネをして頂こうと決めた。まったく可愛げが無い。

 

最近は暖かくなってきたからか、それとも僕の側が嫌になったからか、猫はベランダのキャットタワーで過ごすことが増えた。晴れの日は下界を眺め、雨の日は顔を洗っている。充実はしているようだ。肥満気味な猫だが、キャットタワーの頂上までピョンピョンと登る様を見ると(腐っても猫なんだ)と感心する。でもたまに失敗して落ちる。太ってるからだろうか?心配なので、ちゃんと餌の量を計って朝晩分けてあげるようにした。そうするとすこぶる機嫌が悪い。厳しくするのも優しさなのよ。死ぬまで理解しないと思うけど。

 

もうすぐ梅雨が来て、梅雨が終わると夏が来るぞ。今年は暑いらしいぞ。その体は効率よく熱を吸収して保温性にも優れてそうだが、それが仇となったな。感謝と水分補給を忘れずに気合で生き延びろ。

f:id:sayafuya:20200604193138j:image

 

以上